逆引き心理学

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はじめに

心理現象・心理効果から心理学を逆引きして表示します。

徐々に増やしていきます。(継続編集中)


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心理学のメタファー集はこちら。


認知的

分類心理現象心理用語備考
学習・馴化・反射繰り返される刺激には慣れや飽きが生じる馴化と脱馴化
学習・馴化・睡眠揺れや音楽などの刺激があると他の刺激も気にならなくなる(眠くなる)
ヒツジを数えることもその応用
馴化と脱馴化
学習・消去・言語同じ言葉を繰り返すと意味づけが薄れるミルク・エクササイズ
学習・消去・言語思考(雑念)をラベリングすると意味づけが薄れるラベリングマインドフルネス
学習・消去・言語同じ言葉を伝え返されると意味づけが薄れる伝え返し来談者中心療法
学習・消去・感情不安・恐怖が強い段階で暴露を中止すると、かえって不安・恐怖が強化されてしまう暴露療法(エクスポージャー法)レスポンデント条件づけ・古典的条件づけ
消去(抑制)
遺伝・生存・適応個体ではなく環境が選択する自然選択説(自然淘汰説)外在化
遺伝・生存・適応狂気と創造性は紙一重自然選択説(自然淘汰説)
突然変異
外在化
学習・消去・記憶記憶は完全には消去できない忘却曲線節約法・再学習法
学習・般化・適応一を聞いて十を知るオペラント条件づけ・道具的条件づけ
汎化
学習・強化・動機できるだけ早く強化すると効率的オペラント条件づけ・道具的条件づけ
即時強化
学習・強化・同期遅くなっても報酬を得られる経験をさせる
何度も約束を破られると我慢しても無駄だと学習する
満足遅延耐性
時間割引率(時間選好率)
自制心(セルフコントロール能力)
学習・結合・反射一定の間隔を置いてから対提示すると効率的レスポンデント条件づけ・古典的条件づけ
対提示(対呈示)
学習・結合・感情職場のストレスで上司の顔や声まで憎らしくなる
家庭のストレスでパートナーや子供の顔や声まで憎らしくなる
レスポンデント条件づけ・古典的条件づけ
対提示(対呈示)
外在化
学習・結合・感情ストレスが多いと自分の呼吸や心臓の鼓動までストレスになる(過呼吸・パニック発作)レスポンデント条件づけ・古典的条件づけ
対提示(対呈示)
マインドフルネス
学習・弱化・動機逃げ場がなく、何をしても否定されると無気力になる学習性無力感(学習性無気力)外在化
学習・結合・感覚外受容感覚ではなく内受容感覚への条件づけで不安などが増大する
パニック発作、過呼吸、嘔吐などに至る
レスポンデント条件づけ・古典的条件づけ
内部感覚条件づけ
マインドフルネス
本能・回避・感覚トラウマ(心的外傷)を受けると、自分の感情を認識したり、表現したりする能力を失う失感情症(アレキシサイミア)マインドフルネス
学習・愛着・感覚幼少期に形成される基本となる認識パターンは、大人になっても維持される愛着(アタッチメント)
学習・愛着・感覚安定した愛着があれば、そこから世界に飛び出していくことができる愛着(アタッチメント)
安全基地
学習・愛着・感覚愛着の対象は親であればいいが、親以外でも可能愛着(アタッチメント)
学習・自己・感覚他者の心の状態(気持ち、信念など)を推測する働きがある心の理論サリーとアンの課題
単純接触効果
吊り橋効果
返報性の原理

行動的

分類心理現象心理手法備考
遺伝・生存・反射刺激に対して頭や目を向けようとする定位反応(定位反射)選好注視法(PL法)
遺伝・生存・反射予想外のことに驚く期待背反法(期待違反法)
学習・結合・反射反射的行動(条件反射)を学習する
反射的行動(条件反射)は二次条件づけが可能
レスポンデント条件づけ・古典的条件づけ
対提示(対呈示)と条件づけ
学習・強化・行動自発的行動を学習する(試行錯誤)オペラント条件づけ・道具的条件づけ
強化と弱化
試行錯誤説
学習・強化・行動自発的行動は二次的強化が可能
報酬はトークン(引換券)であっても行動を促進する
トークン・エコノミー法オペラント条件づけ・道具的条件づけ
学習・強化・行動目標となる行動をスモールステップに分けて段階的に習得するシェーピング法
反応形成(シェーピング)
オペラント条件づけ・道具的条件づけ
学習・連携・行動不安や恐怖などの条件反射(レスポンデント)の起こる環境に向かうきっかけ・手がかりとして、褒めるなどの自発的行動(オペラント)の強化を用いるシェーピング法
から
系統的脱感作法
オペラント条件づけ・道具的条件づけ
から
レスポンデント条件づけ・古典的条件づけ
学習・連携・行動追いかけるなどの自発的行動(オペラント)のきっかけ・手がかりとして、くわえるなどの無条件反射(レスポンデント)を用いる自動反応形成(オートシェーピング)レスポンデント条件づけ・古典的条件づけ
から
オペラント条件づけ・道具的条件づけ
学習・強化・行動罰は行動を抑制するだけでなく逃避・回避行動を促進することもある強化と弱化オペラント条件づけ・道具的条件づけ
学習・強化・行動たまのご褒美の方がやる気が出る
ご褒美は徐々に減らした方が長続きする
部分強化効果(間欠強化効果)オペラント条件づけ・道具的条件づけ
学習・強化・行動給料日などの報酬の後にやる気がなくなる強化スケジュール
強化後休止(強化後反応休止)
オペラント条件づけ・道具的条件づけ
学習・強化・行動内発的動機づけの方が自発的行動の学習が進む
「好きこそ物の上手なれ」
内発的動機づけオペラント条件づけ・道具的条件づけ
学習・間接・行動刺激が消失してからしばらく時間が経っても、消失した刺激に対して反応できる遅延反応
自制・時間・行動目の前の報酬には手が伸びてしまうが、すぐ手に入らない報酬は比較的我慢できる
はじめに立てたルールを守り続けられる環境を整える
「形から入る」
時間割引率(時間選好率)
双曲割引
現在バイアス(現在志向バイアス)
時間的非整合性(動学的不整合性)
環境調整
自制・時間・行動遠い将来なら待てるが、近い将来なら待てない
将来の大きな利益より、目の前の小さな利益を追ってしまう
現在の自分が未来の自分を売り渡す
先延ばし(後回し)
明日やろうは馬鹿野郎
時間割引率(時間選好率)
双曲割引
現在バイアス(現在志向バイアス)
自制・時間・行動計画時は自制的だが、実行時は衝動的になってしまう時間的非整合性(動学的不整合性)
自制・時間・行動将来の報酬は簡単に受け渡しても、将来の損失は簡単には受け入れようとはしない符号効果
自制・時間・行動「得したい」と報酬的に考えると先延ばしするが、「損したくない」と損失的に考えると先延ばししにくい符号効果
学習・回避・行動不安・恐怖の生じる事象に直面すると、不安・恐怖に慣れる暴露(エクスポージャー)
自制・回避・行動安全を確保しようとして回避する行動は、短期的には不安を解消することができるが、長期的には不安が増大して逆効果となる安全行動(安全確保行動)
自制・回避・行動現実の体験を回避しすぎると、不安や悩みが悪化してしまいやすい心理的柔軟性
体験の回避
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
自制・回避・行動思考にとらわれすぎると、現実が見えなくなってしまいやすい心理的柔軟性
認知的フュージョン
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
自制・回避・行動過去や未来にいすぎると、今を生きている実感が得られにくい心理的柔軟性
今、この瞬間
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
自制・回避・行動自分に執着しすぎると、意識が外に向かいにくい心理的柔軟性
文脈としての自己(視点取得)
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
自制・回避・行動価値から離れすぎると、生きている意味を見失いやすい心理的柔軟性
価値
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
自制・回避・行動行動が欠如していたり、衝動的だったりすると、価値に向かう行動につながりにくい心理的柔軟性
コミットされた行為
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)

身体的

分類心理現象心理手法備考
本能・防衛・反応ある程度の危険であれば闘争・逃走しようと可動化するが、生命の危機に瀕すると凍りついて不動化するポリヴェーガル理論
闘争・逃走反応
凍結反応・凍りつき反応
マインドフルネス
自律・調節・反応自律神経系(腹側迷走神経複合体)が心臓の心拍数の高止まりを抑えているポリヴェーガル理論
ヴェーガル・ブレーキ
自律・調節・反応呼吸は心臓の心拍変動と同期している
息を吸うと心拍が早くなり、息を吐くと心拍が遅くなる
ポリヴェーガル理論
呼吸性洞性不整脈(RSA)
呼吸法
マインドフルネス
本能・回避・感覚心理的な問題が身体症状に表現される心身症
本能・自己・感覚五感以外の身体感覚が自己感覚を形成する内受容感覚(身体感覚)
第六の感覚(第六感)
本能・自己・感覚胸に手を当てる(胸に手を置く)内受容感覚(身体感覚)
本能・自己・感覚腹落ちする内受容感覚(身体感覚)
本能・自己・感覚耳が痛い内受容感覚(身体感覚)
本能・自己・感覚目は口ほどに物を言う内受容感覚(身体感覚)
本能・防衛・反応過度な防衛反応を起こさないためには、自律神経系を最適覚醒状態に維持する必要がある耐性領域(耐性の窓)
自律・防衛・反応生命維持は自律的に行われている自律神経系
自律・防衛・反応生体は、外部環境(外的要因)に対して、内部環境(内的状態)を一定に維持しようとするホメオスタシス(恒常性)
自律・防衛・感覚情動はホメオスタシス調節の一部である防衛反応
遺伝・自己・反応遺伝子(DNA)は不変ではなく、遺伝子(DNA)が原因なのか、環境が原因なのかを区別することは困難エピジェネティクス

マーケティング的

分類心理現象心理手法備考
学習・結合・感情好感度の交換対提示(対呈示)と条件づけレスポンデント条件づけ・古典的条件づけ
学習・強化・行動ポイントカードやスタンプカードなどのトークン(引換券)を用いて顧客をリピーターに育成するトークン・エコノミー法オペラント条件づけ・道具的条件づけ
学習・強化・行動トライアルやお試しなどのスモールステップに分けて申し込みや購入につなげることシェーピング法
反応形成(シェーピング)
オペラント条件づけ・道具的条件づけ
学習・強化・行動毎回報酬を得るより、ときどき報酬を得た方が条件づけは持続する(ギャンブル依存、ゲーム依存、射幸心)部分強化効果(間欠強化効果)オペラント条件づけ・道具的条件づけ
学習・強化・行動ゲームなどの継続(ログイン)ボーナス強化スケジュール
固定間隔スケジュール(FI)
オペラント条件づけ・道具的条件づけ
自制・時間・行動今だけお得なキャンペーンに人は食いつく
使ったその日の効果を訴求する
現在バイアス(現在志向バイアス)
自制・時間・行動いずれ必ず購入する商品などは、今を逃すと損すると訴求する符号効果

経済的

分類心理現象心理手法備考
経済・報酬・信用価値の低い硬貨・紙幣であっても、強化によって信用形成することができるトークン・エコノミー法
トークン・エコノミー(トークン経済)
経済・報酬・自制経済的な余裕が自制心(セルフコントロール能力)を生み出す時間割引率(時間選好率)
マシュマロ実験(マシュマロ・テスト)
経済・報酬・自制給与天引きや自動的な貯蓄・積立で、衝動的な消費・浪費からお金を退避させる時間割引率(時間選好率)
双曲割引
現在バイアス(現在志向バイアス)
時間的非整合性(動学的不整合性)
積立

組織的

分類心理現象心理手法備考
学習・観察・動機職場にフレッシュな新人を採用することで、無気力に陥った人材の再活性化を行う学習性無力感(学習性無気力)
カマス理論
観察学習(モデリング)
学習・弱化・動機うまくサボった方が意欲が出て貢献できる学習性無力感(学習性無気力)外在化
学習・強化・動機心理的安全性があると、コミュニケーションが活発化し、生産性が向上(パフォーマンスが向上)し、イノベーションの創出につながる心理的安全性学習性無力感(学習性無気力)
人材・生産・感情最高のチームに最も重要な要素は心理的安全性心理的安全性コーチング
自制・時間・行動徐々に計画から逸脱してしまうため、定期的に計画を見直す時間的非整合性(動学的不整合性)
研究・臨床・行動執筆者や学会など審査機関にとって望ましい結果の出た研究・論文ばかり公表されること
エビデンスは後年になって誤りとわかることもあるため、エビデンスを人に押し付けないようにする(インフォームド・コンセント)
エビデンスを盲信することなく、臨床で確認する(特に心理療法は個体差が大きいため重要)
出版バイアス臨床
研究・臨床・行動臨床的な実験・経験によって知見が集められること
どんな理論も臨床によって初めて確からしさがわかる
“Empirical”は”Experiment(実験)”と”Experience(経験)”を組み合わせた造語
エンピリカル
(Empirical)
臨床


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