アロスタシス(動的適応能)

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アロスタシス(動的適応能)とは

ストレスなどの外部環境に対して、生体を変動・調節することで、内部環境を安定させようとする生体機能のこと。

ストレスによってアロスタシス(動的適応能)が起こったあと、不要になればホメオスタシス(恒常性)によって生体は元に戻る。


また、アロスタシス(動的適応能)によって、体が鍛えられることがある。

例えば、高知登山でも、時間をかけて順応すれば低酸素で生体を維持する。


だが、アロスタシス(動的適応能)が限界を超えると、適応不全の状態に陥る。

これを、アロスタティック負荷(アロスタティック・ロード)と呼ぶ。


参考



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