ZoomなどのWeb会議・ビデオ会議で一番多い問題は、音声トラブルやビデオのトラブルです。
相手のあるWeb会議やビデオ会議では、長時間待たせるわけにもいきませんし、自分と相手のどちらが悪いのかわかりにく問題もあります。
そこで、よくある問題と対策の事例をトラブルシューティングとしてまとめました。
Zoomのトラブル対処のよくある流れ
まず、Zoomのトラブルを解決するためのよくある対処法です。
カメラ・マイク・スピーカーのトラブルは、この流れにそって問題を切り分けてみてください。
- Step 1カメラ・マイク・スピーカーの設定を確認する
- 「カメラの停止」と表示されているか
- カメラを切り替えてみる
- 「ミュート」と表示されているか
- マイク・スピーカーを切り替えてみる
- 他の音は聞こえるか(Youtubeなど)
- Step 2カメラ・マイク・スピーカーの接続を確認する
- カメラの起動LEDは光っているか
- Webカメラのケーブルはしっかり接続されているか
- 外付けマイクのケーブルはしっかり接続されているか
- ヘッドセットのケーブルはしっかり接続されているか
- ケーブルは一度抜き差ししてみる
- Step 3ビデオ・マイク・スピーカーをテストする
- オーディオ設定からスピーカー・マイクをテストする
- 一度退出してカメラ・スピーカー・マイクをテストする
- Step 4一度退出(切断)し、再度参加(接続)する
- 右下から退出し、同じURLから再度参加します。
- Step 5パソコンを再起動する
- 再起動で直ることもあります
- Step 6Zoomをアップデート(バージョンアップ)する
- Step 7Zoomサービスステータス(障害情報)を確認する
ビデオがおかしい場合
ビデオには、パソコン内蔵カメラや外付けのWebカメラ(HDカメラ)などがあります。(クリックするとすると開きます。)
ビデオの利用には、パソコン内蔵カメラか、別途Webカメラ(HDカメラ)などを準備する必要があります。
Zoomに必要な機器については、以下をご覧ください。
すでにビデオが開始している場合は、「ビデオの停止」と表示されているはずです。
「ビデオを開始する」と表示されている場合は、Zoomのビデオ機能が停止しています。「ビデオを開始する」をクリックしてください。
カメラを使うには蓋を外したり、スライドさせてカメラを露出させる必要があることがあります。物理的にカメラがふさがっていないか確認してみてください。
カメラにON/OFFボタンがある場合は、スイッチをONに切り替える必要があります。カメラがONになっているときにLEDライトが点灯する機種もありますので確認してみてください。
USBで接続する外付けカメラの場合でも、別途電源ケーブルでコンセントにつなげる製品もあります。電源ケーブルが付属していないか確認しましょう。
カメラとパソコンの接続を確認してください。一度抜き差しすることで接続が改善する場合もあります。
カメラのレンズが汚れていると、カメラのピントが合わない場合があります。レンズをきれいな布などで拭いてみてください。
カメラに光が映り込んで、逆光になっている可能性があります。カメラの向きを変えたり、部屋のカーテンを閉めたりすることで改善する場合があります。
部屋のすみにある机に座っている場合なども、部屋の中心にある照明がカメラに映りこむ原因となります。
ネットワーク回線が不安定な場合や回線が細い場合は、ビデオがカクカクしたりすることがあります。ビデオのHDを無効化すると、改善する場合があります。(デフォルト設定ではHDは無効化されています。)
「ビデオの停止」の右横にある「 ^ 」マークから「ビデオ設定」を開き、「HDを有効にする」にチェックを入れてください。
もしバーチャル背景を利用する予定がある場合は、高スペックのパソコンが必要になります。
バーチャル背景に必要な最低スペックは、以下の公式サイトを見る限り、「デュアルコア2Ghz以上(i5/i7またはAMD相当)プロセッサ(CPU)」が必要です。
グリーンスクリーン・グリーンバック(緑の布など)がない場合は、さらに高スペックのパソコンが必要となります。
Zoomヘルプセンター:バーチャル背景
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/210707503-バーチャル背景
スピーカーがおかしい場合
スピーカーには、パソコン内蔵スピーカーや外付けスピーカー、ヘッドセットやスピーカーフォンなどがあります。(クリックするとすると開きます。)
すでにオーディオが開始していている場合は、「ミュート」や「ミュート解除」と表示されているはずです。
「オーディオに参加」と表示されている場合は、Zoomの音声通話機能が停止しています。「オーディオに参加」をクリックしてください。
スピーカーのボリューム(音量)を調整する方法は、以下をご覧ください。
ソフトウェアの音量調整以外にも、スピーカーに物理的なボリュームが存在する場合があります。スピーカーの操作方法を確認してみてください。
スピーカーにON/OFFボタンがある場合は、スイッチをONに切り替える必要があります。スピーカーがONになっているときにLEDライトが点灯する機種もありますので確認してみてください。
外付けスピーカーには別途電源が必要ながあります。電源ケーブルが付属していないか確認しましょう。
スピーカーとパソコンの接続を確認してください。一度抜き差しすることで接続が改善する場合もあります。
マイクがおかしい場合
マイクには、パソコン内蔵マイクや外付けマイク、Webカメラ内蔵マイクやヘッドセット内蔵マイク、スピーカーフォンなどがあります。(クリックするとすると開きます。)
音声通話の利用には、パソコン内蔵マイクか、別途マイクやヘッドセット、マイク内蔵のWebカメラなどを準備する必要があります。
Zoomに必要な機器については、以下をご覧ください。
すでにオーディオが開始していて、ミュートにもなっていない場合は、「ミュート」と表示されているはずです。
「オーディオに参加」と表示されている場合は、Zoomの音声通話機能が停止しています。「オーディオに参加」をクリックしてください。
「ミュート解除」と表示されている場合は、Zoomのマイクがミュートになっています。「ミュート解除」をクリックしてください。
マイクを使うにはカバーを外したりする必要があることがあります。物理的にマイクがふさがっていないか確認してみてください。
マイクの調子が悪いときは、マイク音量の自動調整をオフ(OFF)にすると改善する場合があります。
「ミュート」アイコンの右隣にある「 ^ 」マークから「オーディオ設定」を開き、「マイク音量を自動調整します」のチェックを外してください。
詳しくは以下をご覧ください。
ソフトウェアの音量調整以外にも、マイクに物理的なボリュームが存在する場合があります。マイクの操作方法を確認してみてください。
マイクにON/OFFボタンがある場合は、スイッチをONに切り替える必要があります。マイクがONになっているときにLEDライトが点灯する機種もありますので確認してみてください。
USBで接続する外付けマイクの場合でも、別途電源ケーブルでコンセントにつなげる製品もあります。電源ケーブルが付属していないか確認しましょう。
マイクとパソコンの接続を確認してください。一度抜き差しすることで接続が改善する場合もあります。
マイクの位置が遠い場合もそうですが、指向性マイクの場合はマイクの位置が悪いときちんと声が拾えません。位置を変えてみたり、説明書を読んでみましょう。
音声がハウリングする場合は、マイクとスピーカーの位置が近すぎることが問題かもしれません。マイクだけでなくスピーカーの位置も変えて試してみましょう。
接続テストを実施するには
Zoomの接続テストを参加前に実施するやり方は、以下をご覧ください。
Zoomの接続テストをミーティング中に実施するやり方は、以下をご覧ください。
Zoomのシステム要件(動作環境チェックリスト)
Zoomの動作環境については、以下のページをご覧ください。
Zoomに必要な機器
Zoomに必要な機器については、以下をご覧ください。
Zoomをアップデート(バージョンアップ)する
Zoomのアップデートを確認・バージョンアップする方法は、以下をご覧ください。
コメント