ストレスに耐えられるかどうか

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人間にはホメオスターシス(恒常性)が備わっていると言われます。体温を調整し、血流を一定に保ち、タンパク質は分解されるのと同じ量を合成されることで体は維持されています。

これは、ストレス(ストレッサー)がかかったとしても、それに対抗できる機能が体には備わっていることを示しています。そして、心にもホメオスターシス(恒常性)が備わっていると言われてます。


私たちの体も心も、ストレスに対抗するすべを持っています。

それは生まれながらに備わっている能力です。風邪を引いても白血球やリンパ球が病原菌やウイルスに対抗します。

しかし、風邪がなかなか治らない人がいます。急性から慢性に移行した人です。

それらの人は、ホメオスターシス(恒常性)を司る自律神経などが不調となり、ストレスに対抗できなくなっています。

自律神経失調症は、あなたの体が自らの体を痛めつけている状態です。

外からのストレスがなくても、低体温となり、貧血となり、タンパク質が正常に合成されずに粘膜や肌が荒れます。


よくストレス(ストレッサー)は外圧と言われますが、急性から慢性に移行した人は内側からのストレスに悩まされることになります。

そのような悪循環に陥る前に対処するか、悪循環を断ち切る必要が出てきます。

例えば、アメリカ精神医学会によるうつ病(大うつ病性障害)の定義(DSM)では、症状が2週間以上続くものと定義されています。もし2週間以上同じ症状が続くようであれば、心と体が悲鳴をあげているのかもしれません。まずはそれに気づくことが肝心です。

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