自分を失うということ

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自己喪失とは何でしょうか。自分の中の何を失うのでしょうか。

自己をアイデンティティと言い換えてみます。すると、生きる意味を失うことと捉えられます。

自己を形作るものを考えてみます。すると、あなたを作っているのは、親であり、配偶者であり、家族であり、恋人であり、友人であり、仕事や立場などもあるでしょう。

あなたを形作るものは心だけではありません。健康な体や生活習慣、温かい食事や暖かい家などもあります。


これらのものを同時に失うことはないでしょうか。少ないかもしれませんが、同じ時期に重なることはやはりありえます。そうすると自己の大きな部分を失うことになります。

もしくは、どれか一つでも、あなたの中で大きな部分を占めるものがあるかもしれません。それが何かはまだわからないかもしれません。人は、失って初めて気づくことがあります。

よく『我を失う』と言います。錯乱した状態です。そんなとき、人は『思い出せ』『私を見ろ』などと言うことがあります。

失ったあなたは、過去の記憶や自分以外の誰かの中にあるのかもしれません。もちろん体を休めることも大切ですよ。

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