馴化ー脱馴化法 じゅんかーだつじゅんかほう 意味

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馴化ー脱馴化法とは

馴化(同じ刺激への慣れ)と脱馴化(新しい刺激による反応回復)を用いて、異なる刺激を識別できているかを判定する実験方法。

馴化とは、同じ刺激を繰り返し与えると、慣れが生じて反応を示さなくなること。

脱馴化とは、馴化したあとに新たな刺激を与えることで、反応が復活すること。

新生児・乳児や動物などの心理テストが難しい被験者(実験参加者)に用いられる。


乳児の視覚(視知覚)の実験例。

下図の通り、箱から両端が見えた棒を左右に動かし、乳児を馴化(慣れ)させる。

その後、箱を取り払ったところ、棒がつながっていた場合は脱馴化(反応)せず、棒が切れていた場合は脱馴化(反応)する。

このことから、乳児は箱に隠れた部分も棒がつながっていると認知していることが推察される。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/icd.723


乳児の聴覚(音声知覚)の実験例。

乳児の吸啜反射(吸引反射・吸いつき反射)と馴化ー脱馴化法を組み合わせる。

おしゃぶりを吸うと音声Aが流れるようにし、乳児を馴化(吸いつき反応低下)させる。

その後、音声Bに変えて脱馴化(吸いつき反応増加)した場合は、音声Aと音声Bを聞き分けていることが推察される。

このことから、言語の聞き分け能力は1歳ごろまでに形成されるらしいことが示されている。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Eimas.jpg


関連する心理学用語

馴化と脱馴化

原始反射(吸啜反射)

選好注視法(PL法)

期待背反法(期待違反法)

無条件反射と条件反射


参考



記述には慎重を期しておりますが、万一誤りや誤解を与えるような内容がありましたら、下部のコメントからご連絡いただけると助かります。

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