境界性パーソナリティ障害(BPD)

境界性パーソナリティ障害(BPD)とは

他者から見捨てられることに対する過剰な不安、それによる過剰な防衛反応などを特徴とする病いです。

白黒思考(全か無かの思考)になりやすく、自傷行為や自殺念慮(自殺企図)などの自己破壊的行動を繰り返します。

情緒不安定パーソナリティ障害」や「ボーダーライン」、「ボーダー」などとも呼ばれます。


気まぐれだと誤解されることもあり、その気分の変動から、双極性障害・双極症(躁うつ病)と診断されていることもあります。


ほとんどの場合、幼少期にトラウマ経験(虐待ネグレクトなど)をしていることがわかっており、複雑性PTSD発達性トラウマ障害と強く関連していると考えられます。

一方で、トラウマ経験を本人は恥じていたり、自分を責めていたりするため、容易には人に開示しません。


境界性パーソナリティ障害には、認知行動療法マインドフルネスを取り入れた第三世代の認知行動療法である弁証法的行動療法(DBT)、また対人関係療法(IPT)などが用いられます。



関連する心理学用語

ストレスとトラウマ

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

複雑性PTSD・発達性トラウマ障害

外受容感覚と内受容感覚(身体感覚)

ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)

防衛反応

定位反応(定位反射)

闘争・逃走反応(fight-or-flight response)

凍結反応・凍りつき反応(freeze response)

S-O-R理論

第三世代の認知行動療法

マインドフルネス


参考


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