ポンゾ錯視(ポンゾの図形)とは
線や円形などに関する大きさ(長さ)の錯視(幾何学的錯視)の図形。
三角形のような斜めの線があるとき、横向きの二つの線は上に行くほど長く見える。
実際には、どちらも同じ長さの線である。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Rectas_paralelas.jpg
ポンゾ錯視は、脳における遠近感の解釈・推論によって説明される。
以下の図のように、線路をイメージするとわかりやすい。
横向きの線は、上に行くほど遠方になり、下に行くほど近くなるため、遠方の線はより長く、近くの線はより短いものだと推論しているのである。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ponzo_illusion.gif
ポンゾ錯視を応用して、以下のような画像が作成されることもある。
奥に向かって歩く二人の画像は、3つとも同じ大きさだが、手前は小さく、奥は大きく見える。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Opt_taeuschung_groesse.jpg
参考
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