怒りを6秒我慢してから爆発させる4ステップ(アンガーマネジメント)

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怒りとは

怒りやイライラは二次感情と呼ばれます。大元には別の感情が隠れており、それが溜まりに溜まって爆発する現象です。

なので、怒りは爆発させた方が本人はスッキリしますし、相手も二次感情とわかっていれば「やれやれ」と思いながら受け流すことができます。

しかし、八つ当たりは誰でも嫌なものですし、怒りに対して怒りで返してしまうこともあります。人間だもの。

なので、お互いに怒りやイライラはぶつけないように気をつけましょうね、という暗黙の了解があります。

じゃあ、どうするか。

怒りは溜まりに溜まって爆発する感情です。どこかで爆発させなければやっていけません。でも、誰もそれを受け止めたくありません。

Step1. 怒りを6秒我慢してみる

そういう時はまず6秒我慢します。

だいたい6秒で怒りやイライラは多少収まると言われています。

でも、それでは我慢しただけです。

Step2. 怒りを爆発させる先を探す

次に、人以外に怒りを爆発させる先を探します。

外に出れるなら外に出ましょう。

大空に向かって叫べば気持ちも落ち着きます。

通り過ぎた人から変な人と思われるかもしれませんが。

でも、職場や二世帯住宅などではそんなことできません。

Step3. 怒りを爆発させる先を準備しておく

毎回怒りを爆発させる先を探すよりも、怒りを爆発させる先を準備しておいたほうが楽です。

現在はITでいつでもつながれるゼロ距離世界です。

親しい友人でもいいですし、プロのカウンセラーでもいいでしょう。

すぐに怒りをぶつけられなくても、怒りをぶつける先があるというだけで気が楽になります。

とりあえず会う予定をいれてしまうだけで前向きになれます。

でも、この怒りは今ここで解決したいし、相手に伝えたいことがある。

Step4. 落ち着いたら怒りを相手に伝えてみる

落ち着いて自分が怒っていることを相手に伝えましょう。

そのためには、自分の感情を説明する必要があります。

「なんであなたは」ではなく、「わたしはこう思う」です。

相手に伝えたいことがあるのなら、それは単なる怒りではなくコミュニケーションです。

ここまで考えられたら、すでに怒りはだいぶん落ち着いているはずです。

落ち着いて話せそうだと思ったら、相手に怒りを伝えてみましょう。

話すと相手にすぐに謝ってもらえたり、そもそも自分の誤解だったということがわかる時もあります。

相手にも怒りがあるケース

相手が落ち着いて対応してくれない場合、その人も別の怒りを感じているのかもしれません。

そう思ったら、今度はこちらが八つ当たりをされないように逃げましょう。冷静に。

結局はお互い様なのです。

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