【Zoom】参加者を管理する方法(PC)

スポンサーリンク

Zoomミーティング中には、さまざまな機能について操作が可能です。ここでは、ミーティング中にホスト(主催者)が参加者を管理する方法を見ていきます。


画像はMacの例ですが、Windowsもほぼ同じです。


Zoomに必要な機器はこちら


参加者を管理する(ホストの場合)

「参加者」をクリックすると、右に参加者リストを表示する画面が開きます。再度クリックすると、非表示に戻ります。


ここでできる操作としては、待機室リストに対する操作(待機中)、参加者リストに対する操作(ミーティング中)、全体に対する操作(下部メニュー)の3つに分かれます。


待機室リストに対する操作(待機中)

待機室リストに対する操作について見ていきます。


ここでは、待機室にメンバーがいる場合、「許可する」をクリックして新規参加者を待機室からミーティングへ参加させることができます。


「メッセージ」をクリックすると、待機室のメンバー全員に対してチャットすることができます。しばらく待機してもらう場合に、おおよその待ち時間を伝えることなどに利用します。


「削除」をクリックすると、待機室のメンバーを個人単位で強制退出させることができます。問題なければ「OK」を選択します。


参加者を「削除」すると、その参加者は同じミーティングに再度参加できなくなります。再度参加してもらう必要がある場合は、必ず自分から退出してもらいましょう。

誤って強制退出させてしまった場合は、一度ミーティングを終了し、同じミーティングを立ち上げ直せば参加できるようになります。(全員参加し直しになりますが。)


参加者リストに対する操作(ミーティング中)

参加者リストに対する操作について見ていきます。


参加者リストに表示されるアイコン・マークには、以下のような意味があります。

アイコン説明
マイクがオン(ミュート解除)
マイクがオフ(ミュート)
ビデオがオン
ビデオがオフ
画面を共有中
レコーディング中
手を挙げている


ここでは、ホスト(主催者)は参加者リストに対して、個人単位でミュート(消音)などの操作ができます。

「ミュート / ミュート解除 / ミュートの解除を求める」以外は、「詳細」をクリックすると、詳細メニューが開きます。


各項目について、それぞれ詳しく見ていきます。


(プライベート)チャット

参加者リストの「チャット」から、プライベートチャットを開始できます。

参加者の名前をクリックした場合も、チャット画面が開きます。


ホスト(主催者)は、Zoom公式サイトにログインして、左メニューの「設定」から「プライベートチャット」のオン / オフ(ON / OFF)を切り替えられます。


名前の変更ホストは全員

ホスト(主催者)は、いつでも自分と参加者に対して「名前の変更」が可能です。

変更したい名前を入力して「名前の変更」をクリックします。


参加者の「自分自身の名前を変更」を無効化している場合でも、ホスト(主催者)であれば、自分や参加者の「名前の変更」が可能です。


ミュート / ミュートの解除を求める(ホストは全員可)

この操作は、ホスト(主催者)のみ実施可能な操作です。

ホスト(主催者)は、参加者に対してマイクの「ミュート / ミュートの解除を求める」することが可能です。


「ミュートの解除を求める」場合は、参加者側にミュートの解除を促すダイヤログが表示され、許可された上で開始されます。


参加者に自分のミュート解除を許可」を無効化している場合でも、ホスト(主催者)であれば、参加者の「ミュート解除 / ミュートの解除を求める」ことが可能です。


ビデオの停止 / ビデオの開始を依頼(ホストのみ)

この操作は、ホスト(主催者)のみ実施可能な操作です。

ホスト(主催者)は、参加者に対して「ビデオの停止 / ビデオの開始を依頼」することが可能です。


「ビデオの開始を依頼」した場合は、参加者側にビデオの開始を促すダイヤログが表示され、許可された上で開始されます。


そのほかにも、参加者側で「ビデオの開始」をクリックしてもらうことでビデオを再開することもできます。


ホストにする(ホストのみ)

この操作は、ホスト(主催者)のみ実施可能な操作です。

「ホストにする」をクリックすると、ホスト(主催者)は参加者にホストを譲ることができます。

問題なければ「ホストを変更」を選択します。


ホストを譲ったあとに返してもらうには、「参加者」の「ホスト権限を取り戻す」をクリックします。


レコーディングの許可(ホストのみ)

この操作は、ホスト(主催者)のみ実施可能な操作です。

「レコーディングの許可」をクリックして、参加者にレコーディング(録画・録音)を許可することができます。


参加者にレコーディングの許可を与えない設定になっている場合、ホスト(主催者)はレコーディングの許可を与える操作ができません。

ホスト(主催者)は、Zoom公式サイトにログインして、左メニューの「設定」から「記録」タブを開き、「Hosts can give participants the permission to record locally」にチェックが入っていることを確認してください。


待機室に送る(ホストのみ)

この操作は、ホスト(主催者)のみ実施可能な操作です。

ホスト(主催者)は、参加者を「待機室に送る」ことが可能です。


この操作は、「詳細」の「待機室を有効化」していない場合でも可能です。参加者を削除する前に、いつでも待機室に送ることができます。


待機室に送られた参加者は、待機室で一時待機します。

再度参加させるには、ホスト(主催者)が待機室リストから「許可する」必要があります。


削除(ホストのみ)

この操作は、ホスト(主催者)のみ実施可能な操作です。

ホスト(主催者)は、参加者を「削除」することで、参加者を強制退出させることができます。

望まない参加者がZoomミーティングに参加してしまった場合に、参加者を追放するための機能です。


問題なければ「OK」を選択します。


一度「参加者を削除」すると、その参加者は同じミーティングに再度参加できなくなります。再度参加してもらう必要がある場合は、必ず自分から退出してもらいましょう。

誤って強制退出させてしまった場合は、一度ミーティングを終了し、同じミーティングを立ち上げ直せば参加できるようになります。(全員参加し直しになりますが。)


手を降ろす

ホスト(主催者)以外の参加者は挙手することができます。

ウェビナー(オンラインセミナー)やオンライン授業などで利用する機能です。


参加者が「手を挙げる」と、ホスト(主催者)側の画面では、ポップアップが表示され、参加者リストに挙手マークが表示されます。

ホスト(主催者)は、参加者の「手を降ろす」こともできますし、「詳細」から「すべての手を降ろす」こともできます。


全体に対する操作(下部メニュー)

全体に対する操作について見ていきます。


ここでは、ホスト(主催者)は参加者全員に対して、ミュートやミュート解除などの一括操作や入退室チャイムの設定などができます。

「招待」「すべてミュート」以外は、「詳細」をクリックすると、詳細メニューが開きます。


各項目について、それぞれ詳しく見ていきます。


招待

「招待」をクリックすると、以下の画面が立ち上がります。

メールサービスへの連携も可能ですが、「URLのコピー」「招待のコピー」をしてからメーラーに直接貼り付けるほうがおすすめです。


「URLのコピー」をクリックすると、以下のような招待URL(ミーティングURL)がクリップボードにコピーされます。

招待URLのコピー(赤塗り箇所がミーティングID)

https://us04web.zoom.us/j/xxxxxxxxxxx?pwd=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx


「招待のコピー」をクリックすると、以下のような招待状がクリップボードにコピーされます。

招待状のコピー

Zoomミーティングに参加する
https://us04web.zoom.us/j/xxxxxxxxxxx?pwd=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

ミーティングID: xxxx xxxx xxxx
パスコード: xxxxxx

パスコードは、パスワードの意味です。


招待メールのテンプレート(雛形)利用については、「Zoomの招待状テンプレート(雛形)」をご覧ください。


すべてミュート(ホストのみ)

この操作は、ホスト(主催者)のみ実施可能な操作です。

「すべてミュート」をクリックすると、ホスト(主催者)以外のすべての参加者のマイクをミュートにします。


問題なければ「続行」を選択します。


「参加者に自分のミュート解除を許可」のチェックを入れたままだと、参加者が勝手に元に戻せます。

「参加者に自分のミュート解除を許可」のチェックを外しておけば、ホスト(主催者)だけミュート解除できるようになります。


もし「参加者に自分のミュート解除を許可」に戻したい場合は、「詳細」ボタンから「参加者に自分のミュート解除を許可」にチェックを入れます。


すべてミュート解除(ホストのみ)

この機能はなくなりました。(2020/5/17 update)

この操作は、ホスト(主催者)のみ実施可能な操作です。

「すべてミュート解除」をクリックすると、ホスト(主催者)以外のすべての参加者のマイクをミュート解除します。


ホスト権限を取り戻す(ホストのみ)

この操作は、ホスト(主催者)のみ実施可能な操作です。

ホストを譲ったあとに返してもらうには、「ホスト権限を取り戻す」をクリックします。


詳細(ホストのみ)

この操作は、ホスト(主催者)のみ実施可能な操作です。

「詳細」をクリックすると、以下の操作が可能です。


  • 開始時に参加者をミュートに設定

新規参加者がマイクミュートの状態でミーティングに参加するかを切り替えることができます。


  • 参加者に自分のミュート解除を許可

参加者が自由に自分のマイクのミュートを解除できるようにするかを切り替えることができます。


  • 入退出チャイムの再生

新規参加者があった際や参加者が退出した際にチャイムを鳴らすかを切り替えることができます。


  • 参加者が自分の名前を変更するのを許可

参加者が自由に自分の名前を変更できるようにするかを切り替えることができます。


  • ミーティングのロック

新規参加者がミーティングに参加するのをブロックするかを切り替えることができます。参加予定のメンバーが全員揃ったら、望まない参加者が勝手に参加できないようにロックします。


  • すべての手を降ろす

参加者の挙手を解除することができます。ウェビナー(オンラインセミナー)やオンライン授業などで利用する機能です。


  • 待機室を有効化

新規参加者に対して待機室で一旦待機させるかを切り替えることができます。ミーティングに参加するには、ホスト(主催者)が許可する必要があります。


Zoomに必要な機器はこちら


参考


Zoomは日々アップデート(バージョンアップ)されているため、最新の情報ではない可能性があります。もし情報に古い点に気づいた方は、下部のコメントからご連絡いただけると助かります。

コメント