スキナー箱 すきなーばこ 意味

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スキナー箱とは

アメリカのバラス・スキナーが行ったオペラント条件づけ・道具的条件づけの動物実験とその道具。

空腹のネズミをスキナー箱(レバーを押すと餌が出る)に閉じ込めておき、偶然レバーを押して餌を得ると、次第にレバーを押す行動が増える。

また、空腹のハトをスキナー箱(キイをつつくと餌が出る)に閉じ込めておき、偶然キイ(円形の発光板)をつついて餌を得ると、次第にキイをつつく行動が増える。


以下の図は、レバーを押すと餌が出てくるネズミのスキナー箱

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Skinner_box_scheme_01.png


スキナー箱では、キイの光る色によって餌を出し分けることで、ハトはキイの色に応じて行動を変える(つつく、つつかない)ようになる。

この現象を弁別学習(弁別訓練)という。

スキナー箱の実験では、キイの光(弁別刺激)が餌(強化子)の出現を約束する約束的信号となって働いている。


スキナー箱では実験の記録などを自動化することで、強化スケジュールの実験が可能となっている。(累積記録器)

スキナー箱の累積記録器による累積反応曲線(反応累積曲線)については、強化スケジュールを参照のこと。


また、毎回強化子(報酬などの刺激)を与える連続強化よりも、ときどき強化子を与える部分強化(間欠強化)の方が学習の消去(抑制)が起こりにくい(消去抵抗が大きい)。

これを部分強化効果(間欠強化効果)という。(ギャンブル依存やゲーム依存などが典型例。)

現代のスキナー箱として、スロットマシーンやパチンコなどのギャンブル依存、オンランゲームやソーシャルゲームなどのゲーム依存、射幸心を煽るガチャ、などの問題が取り上げられることもある。


以下の動画は、ハトがスキナー箱オペラント条件づけ・道具的条件づけされている様子。(英語音声、3:57)

「PECK」と表示されるとつつき、「TURN」と表示されると回転するように弁別学習されている。(〜0:33)

実験が機械的に記録されている様子が映し出され(0:52〜1:25)、スキナーの説明の中で部分強化効果(間欠強化効果)としてのカジノシーンが映し出される。(1:25〜)

Operant conditioning
https://youtu.be/TtfQlkGwE2U


関連する心理学用語

オペラント条件づけ・道具的条件づけ

猫の問題箱(ソーンダイクの問題箱)

強化と弱化

強化スケジュール

部分強化効果(間欠強化効果)

行動主義


参考



記述には慎重を期しておりますが、万一誤りや誤解を与えるような内容がありましたら、下部のコメントからご連絡いただけると助かります。

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