職場や仕事の問題(人間関係、コミュニケーション、コーチング、マネジメント、ハラスメントなど)

職場や仕事の問題に悩む人へ

過重労働や長時間残業だけでなく、やりがいや疎外感などに悩む人もいるでしょう。

仕事に集中できずにミスをしたり、人間関係もうまく行っていないという思いもあるかもしれません。


ミスは誰にでもあるものですが、いつまでも思い悩んでしまうのは体だけでなく心も疲れ切っている証拠です。

人間関係はもしかしたら学生時代からの問題と考える人もいるかもしれません。そうでなくても、異動などをきっかけに新たな人間関係に悩む人は多くいます。


職場で起こる問題

職場で起こる問題には、人間関係やコミュニケーション、ハラスメントや嫌がらせなど多くのものがあります。

  • 職場の人間関係(上司、部下、同僚、顧客、など)
  • コミュニケーションの問題(断れない、頼めない、暴言、丸投げ、など)
  • 容姿をからかわれる(心身の疲れは容姿を乱れさせる)
  • 生い立ちをからかわれる(差別意識、学歴差別、プライバシーの侵害、など)
  • 役職や職位を振りかざされる(見下し、押し付け、圧力、馬鹿にする、など)
  • マネジメントの問題(誰も教えてくれない、誰も助けてくれない、など)
  • 非効率な業務(手戻りが多い、意味のない会議、属人化、IT化が進まない、など)
  • 期待した評価を得られない(説明不足、評価者の決めつけ、政治、年功序列、など)
  • 過度な営業ノルマ(罰則、恥をかかせる、屈服させる、脅し、など)
  • 過労、働きすぎ、燃え尽き症候群(バーンアウト)
  • 周囲の勤務態度が悪い(遅刻・早退の多さ、相手が大事な打合せを休む、やる気が感じられない、など)
  • 仲間意識の欠如(仕事仲間を知らない、誰も本音を言わない、発達障害傾向、など)
  • 昇進(昇進うつ病)、降格、部署異動、休職
  • 転職、異業種転職(キャリアチェンジ、ジョブチェンジ)、退職、倒産、失業
  • 方針や経営陣など会社に信頼感を持てない(他人事、現場を見ていない、認識の乖離、など)
  • 就労への義務感(働きたくない、新しいワークスタイル、など)
  • パフォーマンスの低下(集中力・思考力の低下)
  • モチベーションの低下(やる気・意欲の低下)
  • 安全衛生(快適な環境作りがなされていない)、労災
  • パワハラ(パワーハラスメント)
    • 身体的な攻撃(殴打、足蹴り、物を投げる、など)
    • 精神的な攻撃(長時間の叱責、人前での叱責、人格の否定、など)
    • 人間関係からの切り離し(別室隔離、集団無視、職場孤立、など)
    • 過大な要求(教育不足、私用の依頼、など)
    • 過小な要求(待遇に見合った業務を与えない、など)
    • 個の侵害(職場外での監視、プライバシーの侵害、など)
  • セクハラ(セクシャルハラスメント)
    • 対価型のセクハラ(拒否したら降格や解雇、など)
    • 環境型のセクハラ(業務中の過度なスキンシップ、露出度の高い服、など)
  • マタハラ(マタニティハラスメント)
    • 制度利用などに対する嫌がらせ
    • 出産・育児の状況に対する嫌がらせ
    • 自主退職の強要、解雇、部署異動、激務、など
  • アルハラ(アルコールハラスメント)
    • 飲酒の強要、一気飲ませ、意図的な酔い潰し、飲めない人への配慮不足、酔った人の迷惑行為、など
  • モラハラ(モラルハラスメント)
    • 無視、陰口、他責、脅迫、ため息、など


カウンセリングは一緒に悩める場です

安心して人と一緒に悩んでみませんか。カウンセリングでは、否定されたり、無視されたりすることはありません。守秘義務のある第三者ですので、職場にバレることもありません。

勤務や労働のどこにつらい思いがあるのか、実際のエピソードを伺った上で、一緒に問題を整理して行きます。労働環境の問題や経営・マネジメントの問題で自分を責めるのはやめましょう。


現在の勤務状況はどうでしょうか。勤務形態や勤務時間、業務内容や業務難易度などいろんなお話を聞かせてください。もちろん社外秘はぼかしていただいて構いませんが、あなたの置かれた状況に共感したいのです。

実際にハラスメントが行われている場合は、それなりの対策が必要になるでしょう。泣き寝入りしたくはないですが、心身を癒す時間が必要な場合もあるでしょう。


コミュニケーションに苦手意識がある人は、シチュエーションを想定して伝え方を練習すると効果的です。異動や休職であれば、一般的な労働法の知識も必要になるかもしれません。

職場で相談する相手は選ぶ必要があります。上司に相談すべきなのか、上司の上司に相談すべきなのか、同じ職場の同僚に相談すべきなのか、違う職場の同僚に相談すべきなのか、まずは複数の選択肢があることを確認しましょう。


選択肢がないと思うと、追い込まれたような感覚に陥ります。人生には無限の選択肢があります。あなたは今の苦しみを脱したら、どうなっているでしょうか。人生をかける価値のあるものに取り組んでいるかもしれません。いずれ「人間万事塞翁が馬」だと思えるようになるかもしれません。

そうなったら、誰が一番喜んでくれるでしょうか。あなたにはどんな変化が現れるでしょうか。周りから指摘される変化とは別に、あなた自身はどんな変化を感じるでしょうか。遠い将来でなくても、今年一番幸せだった日はいつでしたでしょうか。そのとき、あなたは誰と一緒にいたでしょうか。


これは『ミラクル・クエスチョン』と呼ばれ、解決志向型アプローチ(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)の一つの考え方です。

現在、あなたは職場で逃げ場のないと考えているかもしれません。家に帰ってもネガティブな考えが襲ってくるなら、その苦しみを断ち切ることを考えてみてください。


一緒に危機を脱しましょう

職場で相談できる人がいたとしても、相談する勇気を持つことは容易ではありません。本当にその人に相談すべきなのか、あるいは相談窓口に相談したら状況が悪化すするのではないか、など行動の障壁になる悩みは尽きません。

業務負担を減らしたり、業務環境を改善してもらうにも、自分一人の判断で伝えるのと、第三者に相談してから伝えるのとでは伝えやすさが違います。


問題解決に向けて行動に移そうにも、具体的な手順や流れを把握していないと不安がつきまといます。具体的に考えると大したことじゃないと気づくこともありますし、本当にやるべきことが別にあると気づくこともあります。

できるだけ具体的に未来をイメージすることで、自分がそこに向かって生きていくことを強力に意識付けすることができます。漠然としたイメージではなく、その光景が鮮明にイメージできるように、ロールプレイングなどをしてもいいでしょう。


あなたの心を支援します

生活リズムが崩れていたり、不定愁訴や自律神経失調症などの身体症状が顕在化している場合は、生活面や健康面も含めた相談になるでしょう。

コミュニケーションの問題は、過去からずっと苦しんでいる人もいます。環境の変化によって、それが顕在化したのであれば、自分を変えるより環境を変える方が早く解決できる場合もあります。


具体的なストレス対処(コーピング)としては、自己啓発本を読んだり、スマホやパソコンで調べたりするのはおすすめできません。

できるだけ体を動かすこと、自然に触れること、散歩でもいいですし、ヨガやマインドフルネス瞑想などを取り入れてもいいでしょう。

もしかしたら、昔好きだったことなどにきっかけが隠れているかもしれません。


心地よくリラックスした状態になって初めて、長く続く問題に立ち向かうことができます。

緊張していない状態、不安のない状態で、静かに呼吸し、空気の温度や匂いを感じながら、ゆっくりと気づいていきます。


利害関係に溢れた職場環境に対して、利害関係のないカウンセリングは安心して相談できる時間になります。


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