生活リズムがメンタルにも影響を及ぼす
双極性障害(双極症・躁うつ病)やうつ病などの気分障害では、生活リズムがメンタルに影響を与えます。
できるだけ毎日同じ生活パターンを、同じ時刻に繰り返しましょう。
生活リズムを毎日記録しておけば、自分の変化にもすぐ気づくことができます。
気づくことが、対処へのスタートラインです。
セルフモニタリング(活動記録)
活動記録表はスケジューラや手帳に記載するのでもいいですし、スマホアプリでも記録できます。
超じぶん管理「リズムケア」(iPhoneアプリ)
超じぶん管理「リズムケア」(Androidアプリ)
主要な生活リズムのリスト
多くて管理できない場合は、太字の箇所だけでもやってみてください。
双極性障害に用いられる対人関係・社会リズム療法のSRM(ソーシャルリズム・メトリック)を参考にしています。
- 朝日を浴びた時間
- 日光浴をした時間
- 夕日を浴びた時間
- 月明かり・星明かりを浴びた時間
- 起床時間(布団から起き上がった時間)
- 就寝時間(布団に入った時間)
- 最初に他人と接した時間(対面、電話、オンラインなど)
- 一日で他人と接した人数
- 朝食の時間
- 昼食の時間
- 夕食の時間
- 間食の時間
- 最初に外出した時間
- 始業時間(仕事、学校、家事、作業など)
- 終業時間(仕事、学校、家事、作業など)
- 最後に帰宅した時間
- テレビを見た時間
- パソコンをした時間
- お風呂に入った時間
- リラックスした時間(ストレッチ、ヨガ、マインドフルネス瞑想など)
- お通じの時間
- お通じの回数
- 一日の気分(-5〜+5もしくは0〜5)
生活リズムを整える光療法
生活リズムを整えるために、朝日を浴びる代わりに目覚ましライトを用いることもできます。
光療法は、季節性うつ病(冬季うつ病)や双極性障害Ⅱ型、双極性障害Ⅰ型はうつ病エピソード時などに用いられます。
光療法ライト(Amazon)
コメント