自傷・自殺

もし自殺したくなってしまったら

自殺を考えてしまうほど苦しい状況では、どんな言葉も届かない恐れがあります。

そんなとき、できることは主に3つあります。

それでは見ていきましょう。


1. 自傷以外の方法を試す

自分を傷つける行為は、苦しみを一時的に和らげることがありますが、そのあと苦しみは逆に悪化します。

また、自傷行為や自殺企図を繰り返していると、本当に自殺に至る恐れがあります。

自傷以外にも苦しみを和らげる方法はいくつかあります。


  • 片手で氷を強く握りしめる(ただし、心臓疾患、高血圧、貧血、寝不足の人は実施しない)
  • 自分自身を傷つける代わりに、赤いマジックで線を引く
  • 腕に輪ゴムをつけて、苦しくなったらはじく

自分を傷つけずに、苦しみを和らげることができます。


  • 苦しんでいることを紙に書き出す
  • 枕や布団に顔を伏せて、できるだけ大きな声で叫ぶ
  • 泣く

泣けない場合は、以下をご覧ください。


  • 「大切な人を亡くした方からのメッセージ」を読む
自殺と向き合う 生き心地のよい社会のために | NHK福祉ポータル ハートネット
「死にたい」「生きるのがつらい」。このウェブサイトは、ふだんあんまり口にはできない気持ちを吐き出し、分かち合える“居場所”を目指しています。


2. 苦しい状況から逃げ出す

あなたを苦しめる状況があれば、すぐに逃げ出してください。

大丈夫です。なんとかなります。

あと先考えるのは、それこそあとで考えればいいのです。


3. 他者に助けを求める

家族や友人でもいいですし、それが難しいなら行政や支援機関に今すぐ助けを求めてください。

自殺について調べたりしてはいけません。

なかなか電話がつながらない場合でも、相談窓口は複数あります。


以下は、都道府県の相談窓口一覧です。

https://jssc.ncnp.go.jp/soudan.php


都道府県ごとのさまざまな相談窓口は、以下から検索が可能です。

支援情報検索サイト
厚生労働省自殺対策推進室が運営する、各種相談会等の支援情報や自殺対策に関連したキャンペーン、シンポジウム等の実施情報を提供するためのウェブページです。


以下は、全国的な相談窓口(電話)です。

電話相談
電話相談窓口について紹介しています。

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